伊達市指定無形民俗文化財「仙台神楽」
仙台神楽とは
北海道伊達市は、現在の宮城県亘理町近辺を拠点とした仙台藩亘理伊達家とその家臣団が明治初期に移住してできた成り立ちをもち、移住の際に、五穀豊穣や豊漁を願う「神芸事」として仙台地方で奉納されてきた「仙台神楽」が伝えられました。
伊達市に伝えられた「仙台神楽」は代々受け継がれ、盛んに奉納されてきました。
戦争などによって一度は中断しましたが、1969年に開催された伊達開基百年祭を契機に関内青年団によって復興され、1971年には伊達市の無形民俗文化財の第1号に指定されています。
現在は「伊達仙台神楽保存会」によって伝承され、後世に伝えるために関内小学校の子どもたちへの指導も行われています。