伊達ウェルシーランド構想
日本は、超高齢化・人口減少社会の時代に突入し、総人口は平成20年前後をピークに減少し始め、高齢化率(65歳以上人口の総人口に占める割合)は平成19年に21%(超高齢化の基準値)を超えました。
国立社会保障・人口問題研究所が平成24年1月に公表した「日本の将来推計人口」では、人口減少・高齢化のスピードが今後ますます速まると予想されています。
国立社会保障・人口問題研究所が平成24年1月に公表した「日本の将来推計人口」では、人口減少・高齢化のスピードが今後ますます速まると予想されています。
また、都会への人口集中傾向が年々顕著になり、地域を支える担い手となる若者が流出し、地方の活力衰退が心配されています。
伊達市では、このような状況が近い将来到来することをいち早く予測し、平成13年に行政と民間の協働による「伊達ウェルシーランド構想」を策定しました。
この構想は、少子高齢化が急激に進む中で、高齢者が安全・安心に暮らせるまちづくりを進めるとともに、高齢者のニーズ(要望)に応える新たな生活産業やそれに関わる雇用の場を創出し、地域経済の活性化をめざす取り組みで、この構想に掲げたさまざまな事業が展開されています。
伊達ウェルシーランド構想の目的(目標)
この構想は、次の3つの目的(目標)を掲げ、豊かで快適なまちづくりを進めるとともに、「人の誘致」にも取り組んでいます。
高齢者が住んでみたいまち
伊達市内や近郊だけでなく、北海道内や全国各地の高齢者などが住んでみたいと思う魅力あるまち女性・若者の働きがいのあるまち
新たなサービスの導入でコミュニティビジネスと雇用が創出され、働く女性や若者の流入が進む活気あるまち働く人が住みたいまち
働く人が住み続けたいと思う安全・安心のまち伊達ウェルシーランド構想の主な事業
- 伊達版安心ハウス
- 伊達版優良田園住宅(田園せきない)
- 伊達版ライフモビリティサービス(愛のりタクシー)
- 心の伊達市民
- 地域の情報発信(地域情報センター)
- 住宅の流通促進
- 移住・定住促進事業




伊達ウェルシーランド構想の概要
一括ダウンロード
PDF伊達ウェルシーランド構想(概要) (1.7MB)
分割ダウンロード
- PDF伊達市の紹介 (374.2KB)
- PDF構想の背景 (200.5KB)
- PDF伊達ウェルシーランド構想とは(イメージ・取り組みの推進経過) (274.8KB)
- PDF伊達版安心ハウス (283.4KB)
- PDF伊達版優良田園住宅 (123.4KB)
- PDF住宅流通の促進 (238.5KB)
- PDF伊達版ライフモビリティサービス(愛のりタクシー) (524.9KB)
- PDF地域情報の発信(地域情報センター) (179.8KB)
- PDF移住・定住促進事業 (129.4KB)
- PDF心の伊達市民 (166.8KB)
伊達ウェルシーランド構想の主な取り組み
平成14年1月 |
官民協働の「伊達ウェルシーランド構想プロジェクト研究会」発足
伊達ウェルシーランド構想の趣旨に賛同し、まちづくりに意欲があるおおむね50歳以下の市民に参加を募り研究会を発足する。
この研究会のメンバーには、市内の金融・住宅・不動産・福祉などの各分野で活躍する市民が参加し、「伊達で何をすべきか、何ができるか」を研究する。
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平成16年5月 |
「同プロジェクト研究会」を再編、「豊かなまち創出協議会」発足
同研究会での2年間の活動成果として新たな「生活産業」創出のイメージが完成し、実際に事業化するときの検討課題を具体化する。
今後、事業の創出に向けてより明確な活動を目標に同研究会を再編し、「豊かなまち創出協議会」を発足させる。
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平成16年6月 |
首相官邸地域再生本部の「地域再生計画」に認定
~少子高齢社会に対応した豊かなまちづくり計画~
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平成17年3月 | 「優良田園住宅の建設の促進に関する基本方針」策定 |
平成17年4月 | 伊達版安心ハウス「グランデージ北湘南」認定(第1号) |
平成17年7月 | 伊達版安心ハウス「ウェルシータワー伊達」認定(第2号) |
平成18年4月 |
伊達市役所内に「住んでみたいまちづくり課」を設置
「人の誘致」を実現する移住相談の「ワンストップ窓口」を開設
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平成18年11月 | 伊達版ライフモビリティ「愛のりタクシー」運行開始 |
平成19年6月 | 「地域のお宝発掘自慢大会in首相官邸」(事例発表・パネル展示) |
平成19年10月 | 伊達市優良田園住宅「田園せきない」申込受付開始 |
平成20年3月 | 平成19年度地域づくり総務大臣表彰(団体表彰)受賞 |
平成20年4月 |
「豊かなまち創出協議会」役員・会員を一新
「伊達ウェルシーランド構想」に掲げた主な事業が完了し、同協議会の役員・会員を一新
これまでの構想の理念を引き継ぎ、新しい発想で「何をすべきか、何ができるか」の研究を進める。 伊達市優良田園住宅「田園せきない」の造成工事完了 |
平成21年7月 | 地域活性学会「第1回研究大会」事例(論文)発表 |
平成23年11月 | 第9回法政大学「イノベーティブ・ポリシー賞」受賞(事例発表) |
平成24年3月 | 「豊かなまち創出協議会」の発展的解散 |
伊達ウェルシーランド構想のさらに詳しい内容は、こちらをご覧ください。
PDF伊達ウェルシーランド構想の沿革 (731.5KB)
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