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くらし・安全

有珠山噴火に備えて

1977年噴火の噴煙の写真
1977年噴火の噴煙の様子

伊達市には、日本に110ある活火山の1つ、「有珠山」があります。
有珠山は、前回噴火した西暦2000年(2000年噴火)までに、おおよそ20年から30年の周期で、計9回の噴火を繰り返していますが、それぞれ火口の場所や規模、災害の種類が異なった噴火でした。
有珠山は、前兆なしに突然噴火するわけではなく、過去の噴火の例を見ても地震などの噴火の前兆が観測できます。2000年噴火で、有珠山周辺地域の住民が噴火前に全員無事に避難できたのも、地震などから噴火を予測できたためです。
しかし、噴火の時期を正確に予測することはできません。火山と共存する私たちは、有珠山をよく理解し、普段から噴火災害に備えておくことが大切です。

有珠山噴火時の避難所・集合場所リスト

有珠山噴火時の避難所・集合場所を「自治会」ごとに割り当てています。
自治会未加入者もお住いの自治会と同じ避難所に避難することになるため、日頃からお住いの自治会を確認しましょう。
直接避難所に行けない方は、下のリストに記載の集合場所にお集まりください。
各地区の集合場所にバスが停車しますので、ご都合が良い場所でご乗車ください。
バスは、高齢者等避難を発令してから約1時間後に集合場所に順次到着する予定です。
※複数台で1回のみ運行になります

有珠地区

自治会名 避難所 所在地 集合場所※移動手段がない方のみ
第1区 旭町児童館・地域交流館 伊達市旭町52番地 旧有珠小学校
白鳥館
有珠善光寺
アルトリパークゴルフ場
まなびの里公園サッカー場
 
第2区 伊達市総合体育館メインアリーナ 伊達市松ヶ枝町34番地1
第3区
第4区
第5区 伊達市武道館 伊達市末永町39番地8
第6区 伊達西小学校体育館 伊達市末永町8番地21
第7区 光陵中学校体育館 伊達市館山町49番地1
第8区 伊達市総合体育館メインアリーナ 伊達市松ヶ枝町34番地1

長和地区

自治会名  避難所 住所 集合場所※移動手段がない方のみ
第1区 伊達開来高等学校体育館 伊達市竹原町44番地 ふれあい館
旧長和小学校
JR長和駅
長和神社境内
長和9区自治会集会所
若生会館

 
第2区 だて歴史の杜
カルチャーセンター
伊達市松ヶ枝町34番地1
第3区 伊達小学校体育館 伊達市元町78番地1
第4区 東小学校体育館 伊達市弄月町207番地1
第5区
第6区 だて歴史の杜
カルチャーセンター
伊達市松ヶ枝町34番地1
第7区
第8区
第9区
第10区
東地区
コミュニティセンター
伊達市弄月町241番地4
第11区 伊達高等養護学校体育館 伊達市松ヶ枝町105番地13
第12区 東小学校体育館 伊達市弄月町207番地1
第13区 だて歴史の杜
カルチャーセンター
 
伊達市松ヶ枝町34番地1
 
第14区
第16区
第18区 伊達中学校体育館 伊達市舟岡町226番地12
第20区 東小学校体育館 伊達市弄月町207番地1

関内地区

自治会名 避難所 所在地
第4区(一部) 関内小学校体育館 伊達市東関内町78番地1

館山下地区

自治会名 避難所 所在地 集合場所※移動手段がない方のみ
第7区 中稀府会館 中稀府町114番地6 ふたば保育所駐車場
 
第9区 中央区末永集会所 末永町92番地6
黄金地区コミュニティーセンター 北黄金町65番地1
みどり会館 南稀府町439
南稀府会館 南稀府町94番地43

山下・西浜地区

自治会名 避難所 住所 集合場所※移動手段がない方のみ
第10区 室蘭市・登別市 別途連絡予定 JR伊達紋別駅
 
第11区
第12区
第13区
第14区
第18区
第19区
※この内容は、有珠山の「山頂噴火」を想定し作成したもので、噴火の状況で避難場所が変わる可能性があります

噴火で災害発生が予想される地域などを示した地図などの詳しい情報は、「有珠山火山防災マップ」に掲載しています。
詳しい内容はこちらをご覧ください。

有珠山噴火の歴史

有珠山は、噴火でさまざまな災害を引き起こしてきました。
過去の噴火を学ぶことで有珠山の特徴を理解しましょう。
有珠山噴火の歴史一覧
噴火の時期
前回噴火
からの間隔
前兆地震
の期間
噴火の場所
災害の種類
主な被害
1663年
数千年
3日
山頂噴火
火災サージ・降灰
降灰で家屋が焼失
死者5人
17世紀末
約30年
不明
※詳細不明
火災サージ・降灰
※詳細不明
1769年
約70年
不明
山頂噴火
火砕流・降灰
火砕流で家屋火災
1822年
52年
3日
山頂噴火
火砕流・降灰
火砕流で集落全焼、集落移転
死者82人・負傷者多数
1853年
31年
10日
山頂噴火
火砕流・降灰
事前避難で死傷者なし
1910年
57年
6日
山麓噴火(北麓)
熱泥流・降灰
熱泥流で死者1名
降灰で山林・耕地被害
1943年から
1945年
33年
6ヵ月
山麓噴火(東麓)
火災サージ・降灰
降灰で幼児1人窒息死
地殻変動で山林・耕地被害
1977年から
1978年
32年
約32時間
山頂噴火
火災サージ・
降雨型泥流・降灰
降雨型泥流で死者・行方不明者3人
降灰・地殻変動・泥流の被害多数
2000年
22年
約4日
山麓噴火(北西麓)
火災サージ・
熱泥流・降灰
事前避難で死傷者なし
地殻変動・熱泥流・噴石で道路・建物被害

有珠山噴火で想定される被害

有珠山噴火で想定される被害の内容
地殻変動
火山活動に伴い土地がさまざまな方向にずれ動き、段差がつく「断層」ができます。
土地の変動が大きい地域では、建物が破壊されたり、道路に段差ができます。
降灰・噴石
火口から噴き出る火山灰や軽石は上空の風で運ばれ、風向きで積もる場所が変わります。
特に風下側に厚く積もります。
太陽光が遮られ、日中でも薄暗く視界が悪くなります。また、火山灰を吸い込むとのどを痛め、目に入ると炎症を起こします。
避難するときはマスクやゴーグルを着用しましょう。
噴石は、数センチメートルから数十センチメートルの岩が噴火のため火口から噴き出るもので、大きいものは建物を破壊するほどの威力があります。
火砕流・火砕サージ
火砕流は、火山灰、軽石、岩塊、火山ガスなどが混ざり合って、火口付近から斜面を流れ下る現象です。
火砕流よりも軽石や岩片の量が少なく、砂嵐のような現象を火砕サージといいます。
どちらも速度は速く、時速100キロメートルを超える場合もあります。
高温で破壊力が大きいため、建物・田畑・森林などを破壊し、焼きつくします。
火砕流・火砕サージの危険があるときは、事前に危険区域の外へ避難しましょう。
泥流
土砂・岩塊などが水と混ざり合って低地へ流れ下る現象を泥流(土石流)といいます。
泥流は地形が低くなっているところを流れる場合が多いため、危険区域の外の、できるだけ高いところへ逃げてください。
川や谷の出口には近づかないでください。
降雨型泥流
降雨で発生する泥流です。火山灰が降り積もったところでは、少ない雨でも降雨型泥流が発生しやすくなります。
火口噴出型泥流
(熱泥流)
火口から泥流が直接流れ出るものを火口噴出型泥流といいます。
地下水などが熱せられた状態で噴火口からあふれ出す場合は、熱泥流とも呼ばれ、湯気が立つことがあります。
融雪型泥流
山に積雪があるときに火砕流が発生すると、その熱で雪がとけ、融雪型泥流が発生します。融雪での水量が多い場合は、広い範囲に氾濫します。
溶岩ドーム
地下のマグマが地表まで上昇すると外気に触れて固まり、溶岩ドームを作ります。
溶岩が地上に顔を出さず、地面を持ち上げて山をつくった場合は潜在ドームと呼ばれます。有珠山のように粘り気が強いマグマは、溶岩ドームを作りやすい性質があり、溶岩ドームが崩落して火砕流が発生することがあります。
火山性地震
火山やその周辺で発生する比較的震源の浅い地震で、マグマや火山ガスの移動などの火山活動に伴い起こります。2000年噴火では最大震度5弱の地震が起きました。
火山ガス
噴火口・噴気孔などから噴出する気体で、有毒な物質が含まれ、人間が死に至ることがあります。
火山ガスは空気より重くくぼ地などにたまりやすい性質のため、風が弱いときなどには、特に注意が必要です。
岩屑(がんせつ)
なだれ
噴火や大きな地震に伴って山の一部が崩壊すると、大量の土砂・岩石などがふもとに流れ下る岩屑なだれが発生します。
※この他にも、洞爺湖の湖面に火砕流が流れ込んだ場合、湖岸一帯は津波に注意するなど、さまざまな被害が起こる可能性があります


1977年噴火による降灰で無残な姿となった樹木の写真
1977年噴火による降灰で無残な姿となった樹木
2000年噴火による地殻変動で被害を受けたわかさいも工場付近の写真
2000年噴火による地殻変動で被害を受けたわかさいも工場付近

お問い合わせ

総務部危機管理課危機管理係
電話:0142-82-3162

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