木質ペレット
木質ペレットとは
木質ペレットとは、木の成長を促すため、混み合ってきた森林の一部を間引く「間伐」で発生する木材(間伐材)を粉砕し、粉状にしたものに圧力をかけて直径6ミリメートル、長さ約30ミリメートル程度の円筒形に圧縮成型した木質燃料です。
木質ペレットは、薪に比べて小型で軽く一定の硬さがあり、型くずれしにくいため、輸送や保管に優れています。
また、木質ペレットの二酸化炭素排出量は、石油の約5分の1、電気の約10分の1とされ、環境にやさしい燃料として注目を集めています。
製造される木質ペレットは、主に市内の公共施設や一般家庭で利用されています。伊達市木質ペレットプラント
伊達市は、平成20年に大滝区に木質ペレットプラント製造施設を整備しました。区分 | 令和元年度 | 令和2年度 | 令和3年度 | 令和4年度 | |
---|---|---|---|---|---|
木質ペレット年間生産量 | 1,019トン | 913トン | 778トン | 1,073トン | |
木質ペレット年間出荷量 | 955トン | 993トン | 979トン | 920トン | |
内訳 | 公共施設 | 219トン | 218トン | 205トン | 169トン |
一般(事業所含む) | 695トン | 735トン | 746トン | 704トン | |
農業用 | 41トン | 40トン | 28トン | 47トン |
伊達市のこれまでの取り組み
平成16年度 | 旧大滝村が森林系バイオマスエネルギーを中心とした「大滝村地域新エネルギービジョン」策定 |
---|---|
平成17年度 | 胆振西部森林組合が木質ペレット生産開始 |
平成18年度 | 伊達市と旧大滝村との合併を機に農業用ペレットボイラーの実証実験、公共施設へのペレットストーブの導入開始 |
平成19年度 | 木質ペレットプラント建設 |
平成20年度 |
伊達市木質ペレット施設条例制定
一般向け木質ペレットの販売開始
木質ペレットストーブ購入補助事業開始(平成27年度終了)
|
平成23年度 | 木質ペレットボイラー導入支援事業開始(平成29年度終了) |
公共施設へのペレットボイラー・ストーブ導入状況
木質ペレットボイラー(合計7台)
- 伊達市役所本庁舎(2台)
- 大滝総合支所(1台)
- 総合体育館(3台)
- くるみ保育所(1台)
木質ペレットストーブ(合計6台)
- 保健センター(1台)
- 駅前公営住宅・集会室(3台)
- だて歴史の杜食育センター(2台)
経済環境部水産林務課水産林務係
削除