市民参加のその他の方法
伊達市では、「市民参加条例」を制定し、行政が重要な政策・方針を決めてそれを実際に実行するために、計画の組み立てから実施、評価に至るまで、さまざまな形で市民の皆さんの意見をお聴きし、その結果を政策・方針に反映させる手続きを定めています。
同条例では、市民の皆さんの意見をお聴きする方法として、市民意見の募集(パブリックコメント)や審議会・説明会開催に加えて、アンケートや公聴会、シンポジウム、フォーラム、ワークショップなどを規定しています。
市民参加その他の種類
アンケート
アンケートは、さまざまな計画を策定する初期段階に最もよく用いられ、その計画の対象になる方をターゲットに意見を集約・把握する方法です。調査方法には、下記のようにさまざまな方法があります。
- 調査票の配布・回収どちらも郵送で行う
- 調査票の配布は地域の方(自治会長や民生委員など)、回収は郵送で行う
- 訪問
- インターネットや電子メール
公聴会
公聴会とは、行政が広く市民の意見を求め、それに市民が意見を述べるものです。公聴会は、法律で開催を義務づけられた公式な意見聴取の場を指す場合が多いです。
シンポジウム・フォーラム
シンポジウム・フォーラムは、公開の場で意見を述べて議論する形式の討論会のことです。シンポジウムは、1つのテーマに数人のパネリスト(講演者)が意見を述べて議論する形式の討論会のことで、フォーラムとは公開討論会や座談会のことをさします。
ワークショップ
ワークショップは、地域の現状把握から問題点や課題の整理・分析、計画の方向性、計画案・設計案づくりなどを行うために適した手法で、市民参加の画期的な方法として注目されています。ワークショップには、計画策定(ソフト)のものと公園や道路などの具体的な施設づくり(ハード)のものに分けられ、将来像や方向性といった地域住民の夢を語る部分から、具体的な計画内容や設計に関する部分を提案してもらう場合があります。