ヘルパンギーナ警報発令中
発令期間:令和5年7月26日午後3時から
令和5年7月17日から7月23日に、室蘭保健所管内の定点あたりの手足口病患者報告数が、警報基準である6人以上になったため、室蘭保健所から警報が発令されました。今後、室蘭保健所管内において、流行がさらに拡大する可能性がありますので、ヘルパンギーナの特別な予防法はありませんが、次のことに心掛けましょう。- 手洗いやうがいを励行する。
- 保育施設など乳幼児が集団生活を行う場所では、タオルの共用は避ける。
ヘルパンギーナとは
ヘルパンギーナは、急性のウイルス性咽頭炎で乳幼児を中心に夏期に流行する夏風邪の代表的疾患です。特に4歳以下の子どもに多く、主に飛沫感染・経口感染(糞口感染)し、2日から4日の潜伏期を経て突然の発熱とともに喉の奥に痛みを伴う水泡・潰瘍をきたします。
重症化することは少なく、症状は2日から4日で落ち着きますが、熱性けいれんや喉の痛みによる食欲不振、脱水症を起こすことがあります。
また、まれに無菌性髄膜症やウイルス性心膜炎などを合併することもあるので、頭痛・嘔吐や様子がおかしいといった症状がある場合は注意が必要です。
ヘルパンギーナの可能性のある方は、できるだけ早く医療機関を受診してください。
ヘルパンギーナ警報の詳しい内容はこちらをご覧ください。
ヘルパンギーナ警報
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