伝染性紅斑(リンゴ病)警報発令中
発令期間:令和7年3月27日午後3時から
令和7年3月27日(木)に、室蘭保健所管内の定点あたりの伝染性紅斑(リンゴ病)患者報告数が警報基準を上回ったため、室蘭保健所から警報が発令されました。伝染性紅斑(リンゴ病)にかからないよう、次のことに心掛けましょう。
- 手洗い、マスクが有効です。
- 妊娠中か妊娠の可能性のある女性は、感冒様症状の方との接触をできる限り避けるようにしてください。
伝染性紅斑とは
伝染性紅斑は、頬に出現する蝶翼状の紅斑が特徴で、小児に多くみられる流行性発疹性疾患です。両頬がリンゴのように赤くなることから「リンゴ(ほっぺ)病」と呼ばれることもあります。10日から20日の潜伏期間の後、頬に境界鮮明な赤い発疹(蝶翼状の紅斑)が現れ、続いて手・足に網目状・レース状・環状などの発疹がみられます。これらの発疹は1週間前後で消失しますが、中には長引いたり、一度消えた発疹が短期間のうちに再び出現することがあります。
頬に発疹が出現する7日から10日くらい前に、微熱や感冒様症状が多くみられ、発疹が現れたときには感染力はほぼ消失しています。ほとんどの発病者は、合併症を起こすことなく回復します。
感染経路は、飛沫か接触感染です。
市内の医療機関の詳しい内容は、こちらをご覧ください。

北海道の伝染性紅斑流行状況は、こちらをご覧ください。
