現代人の多くが抱えているストレスが、「夜、眠れない」「朝、起きるのがつらい」「やる気が出ない」「だるい」など、一見ささいなことに思われる体の変化に現れています。
ストレスは、過度に続くと精神的・身体的に深刻な影響を与え、睡眠障害や気分障害などを引き起こし、「こころの健康」を損ないます。
「こころの健康」を保つためには上手に休み、心も体もリラックスすることが大切です。自分に合ったストレス解消法や休養法を身につけましょう。
ストレスでこんな変化が
心理的な変化
- イライラする
- 怒りっぽい
- 不安感
- 無気力
- 疲労感
- 抑うつ感
- 集中力の低下
身体的な変化
- 食欲の低下
- 頭痛
- 動悸
- めまい
- 肩こり
- 下痢、便秘
- アレルギー
行動的な変化
あなたのストレス度はどのくらい?
ストレスから心身を守るには、過度のストレス状態に陥っていないかなど、自分で気付くことが大切です。次の簡易ストレス度チェックリスト(自己評定用)を試してみましょう。
疲れたこころに気付いたら
ストレスを早めに自覚することは、ストレスに押しつぶされないためにも大切なことです。
「私のこころは疲れている」「これは普通ではない」と素直に受け止めて、早めの対策を心掛けましょう。
風邪などの「からだの病気」が早く気付いて治療すれば早く治るのと同じで、「こころの病気」もなるべく早くに見つけて対処することで悪化を防げます。
自分自身ができること
誰かに話してみましょう。思いや悩みを打ち明けることで、ホッとしたり、自分一人では気付かなかった問題点を見つけることができ、こころが軽くなることがあります。
相談相手は、専門機関はもちろん、家族や友人など身近な人で良いのです。
身近な人たちができること
「どうしたの?」と声を掛けてみましょう。こころの疲れは本人に自覚がないことが多いため、周りの人の「気付き」が大切です。まずは声を掛けてみましょう。
聞き役に徹し、ゆっくり最後までしっかり話を聞きましょう。
こころの疲れがとれないときは、相談してみましょう
相談先一覧
9月10日~16日は「自殺予防週間」、3月は「自殺対策強化月間」です
厚生労働省では、例年、こどもや若者の自殺が増加する長期休暇明けの9月10日~16日を「自殺予防週間」、月別自殺者数の最も多い3月を「自殺対策強化月間」と定め、全国の自治体や関係団体などと連携して相談事業や啓発活動を実施しています。
自殺はその多くが追い込まれた末の死であり、また、自殺を考えている人は何らかのサインを発していることが多いことから、周囲の人の気づきや生きやすい社会になることで防ぐことが可能です。
一人ひとりがこころの健康に目を向け、「自殺は誰にでも起こり得る危機」という認識を持ち、相談体制の充実など地域全体で自殺対策に取り組むことが重要です。
道立精神保健福祉センターでは、自殺対策に関する内容をパネルにして情報提供しています。
自殺予防普及啓発パネル
「伊達市自殺対策の進め方」
伊達市では、多様化する生活環境を踏まえ、こころの健康をめぐる課題を見つめ直す必要性から、「伊達市自殺対策の進め方」をまとめました。関係機関や関係課とともに、自殺対策を推進します。
PDF伊達市自殺対策の進め方 (2.8MB)
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