伊達市防災センターは、2000年有珠山噴火を教訓に、災害に強いまちづくりのために建設された「防災拠点施設」で、西胆振行政事務組合消防本部・伊達消防署が併設されています。
普段は、有珠山の特徴を解説したパネルや防災用品が展示されているほか、消火体験、暗闇体験、地震体験など、災害が起こったときと同じ体験ができ、楽しく学ぶことができる施設ですが、有珠山噴火などの災害が発生したときには、災害対策活動の拠点として利用できるように整備されています。
個人での見学はもちろん、自治会や学校など団体での見学も可能です。
施設概要
所在地
〒052-0012 北海道伊達市松ヶ枝町13番地1
電話
0142-23-9119
FAX
0142-23-5511
開館時間
毎年4月から12月までの午前10時から午後5時
休館日
土曜日・日曜日、祝日、毎年12月31日から翌年3月31日
利用料金
無料
備考
10人以上の団体見学を希望されるときは、事前に電話でご連絡ください。
位置図
1階
防災展示ホール
さまざまな災害への正しい知識を楽しみながら学ぶことができる場所です。
災害が発生したときには、報道機関への記者発表や説明会を行う会見場として使用します。
防災展示ホール(平常時)
防災展示ホール(災害時)
防災センター1階で体験できるもの
119番通報体験
火災や事故を想定した映像を見ながら、受話器から聞こえる声にしたがって「119番通報」を体験し、通報の内容や正しい応答方法を学ぶことができます。
防災Q&A・防災ガイダンス
アニメーションを見たりクイズに答えたりしながら、防災に関する基礎知識を学ぶことができます。
災害に備えよう
災害時に備えて、各家庭や職場などで用意しておく非常持ち出し品や防災用品を展示しています。
暗闇体験室
災害が発生したとき、停電や火災の煙などで暗闇になった状況を体験し、真っ暗な室内から避難する方法を学ぶことができます。
暗闇体験室
暗闇体験
2階
消火体験室
消火器や消火栓を使う消火体験を通して、火災の初期消火の方法を学ぶことができます。
スプリンクラーや自動火災報知設備についても学ぶことができます。
消火体験の様子
3階
有珠山防災展示ホール
映像やパネルなどで有珠山と火山噴火の防災について学ぶことができる場所です。
災害が発生したときには災害対策作戦本部として使用します。
有珠山防災展示ホール(平常時)
有珠山防災展示ホール(災害時)
防災センター3階で体験できるもの
シアター「有珠山は生きている」
有珠山との共生をテーマにした映像や監視カメラのライブ映像を大型スクリーンで上映します。
ズームアップ有珠山
パソコンで有珠山周辺の地形を上空から観察することができます。
また、インターネットで火山や災害の情報を調べることができます。
防災教育ホール
普段は防災に関する講演会・研修会などを行う場所です。
災害が発生したときには、国や北海道の現地災害対策本部を設置します。
防災教育ホール(平常時)
防災教育ホール(災害時)
有珠山監視システム室
有珠山監視情報システムの機械室です。
災害が発生したときには災害対策本部に必要な情報を提供します。
普段は有珠山のリアルタイムの情報を提供しています。
有珠山監視システム室