A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)に注意しましょう
発令期間:令和7年5月1日午後3時から
令和7年5月1日(木曜日)に、室蘭保健所管内の定点あたりの
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)の患者報告数が警報基準の8人以上になったため、室蘭保健所から警報が発令されました。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)にかからないよう、次のことに心掛けましょう。
溶レン菌咽頭炎にかからないよう気を付けること
1 |
患者との濃厚接触を避ける |
保育施設など集団生活の場では、熱やのどの痛みがある人との接触を避ける。 |
2 |
手洗い・うがいをする |
外出後のほか、保育施設など集団生活の場では、おもちゃなどの口に入る器具や食器を触れた後にも「手洗い」と「うがい」をしましょう。 |
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)とは
細菌の一種であるA群溶血性レンサ球菌がのどに感染しておこる感染症で、接触感染や飛沫感染を起こします。
のどの腫れ・痛み・発熱・首のリンパ節の腫れなどの症状のほか、発疹を伴う「猩紅熱(しょうこうねつ)」を引き起こしたり、数週間後になって心臓弁膜症の原因になる「リウマチ熱」や腎臓をおかす「溶連菌感染後急性糸球体腎炎」などを引き起こすことがあります。
年齢別にみると、5歳から15歳が最も多く、幼稚園や保育所、学校などの集団生活の場での感染が多くみられます。
流行のピークは冬ですが、春から夏にかけての感染もみられます。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)の可能性のある方は、できるだけ早く医療機関を受診してください。
市内の医療機関の詳しい内容は、こちらをご覧ください。
市内の医療機関情報(内部リンク)
北海道のA群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)の流行状況は、こちらをご覧ください。
北海道感染症情報センターのホームページ(外部リンク)