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令和元年度教育行政執行方針

令和元年第2回伊達市議会定例会(6月21日開会)で、影山吉則教育長が令和元年度教育行政執行方針を報告しましたので、その概要を抜粋しご紹介します。
※影山吉則教育長の「吉」の字は土の下に口です

はじめに

我が国は、急激な人口減少と少子高齢社会を迎える一方、情報科学技術の著しい進歩による人工知能社会が加速度的に到来し、市民の日常生活や社会経済活動はもとより、地域コミュニティが大きく変容してきていることから、教育に対する課題も複雑多岐にわたっております。
このような中、市民一人ひとりが個性や能力を発揮しながら、心豊かにたくましく生きていくためには、多くの課題を包括的に捉え、生涯学習社会の実現に向けた教育施策を推進する必要があると考えております。
伊達市教育委員会といたしましては、本年4月から「第2次伊達市教育振興基本計画」がスタートし、今後10年間の市の教育の目指すべき姿を示しながら、グローカル人材の育成に向けて、各種施策を推進するとともに、今後一層多様に変化していくであろう教育環境や諸課題に対応すべく、市と教育委員会、学校、家庭、地域や関係機関・団体等との連携をさらに強化してまいります。

教育行政に臨む基本姿勢

これからの先の見通せない社会の中で、本市を持続的に発展させていくためには、第2次伊達市教育振興基本計画において基本理念として定めた「自立・協働・創造」を本市教育のスローガンに掲げ、誇りと希望の持てるふるさとづくりに向けた人材育成や環境整備が、これまで以上に重要となると考えております。
基本理念の目指す方向性について、「自立」におきましては、「夢を志に高め、たくましくしなやかに、生涯を通じて挑戦し続ける人の育成」を目指し、「協働」におきましては、「共に学び育ちあう絆を強くし、地域が人を育み、人が地域を創る社会の実現」を、「創造」におきましては、「郷土の歴史と文化を継承させ、新しい価値観を創出する人の育成」を目指すこととしたところであります。
以上のことを基本姿勢として、自らが伊達市の将来を創り出していくという主体性を持ったひとづくり、郷土の歴史や文化を誇りに思い、生涯にわたり生きがいを持って活躍できる学びづくりのため、次に挙げた推進項目と主要な施策を中心としながら、教育行政を執行してまいります。

主な推進項目

令和元年度の重点施策を学校教育、社会教育、歴史・文化芸術、スポーツの4分野に分け、それぞれに推進項目を定め事業を推進していきます。主な推進項目は次のとおりです。
学校教育におきましては、
  • 社会を生き抜く力を育む教育の推進
  • 豊かな心を育む教育の推進
  • 健やかな体を育む教育の推進
  • 地域とともにある学校づくりの推進
  • 信頼される教育環境の整備
社会教育におきましては、
  • ふるさと意識を育て地域づくりに参画する青少年教育の推進
  • 共に支えあう地域づくりを目指す社会教育の推進
歴史・文化芸術におきましては、
  • 特色ある地域文化の推進
  • 歴史文化を活かしたまちづくりの推進
スポーツにおきましては、
  • 豊かな心身を育むスポーツの振興

主要な施策

第1 学校教育

  • これからの地域を担う人づくりに向けた「だて学」の学習プログラムの構築と実施にむけた研究事業などの取組
  • 各種の学力テストをもとにした、基礎的・基本的な知識と技能の習得と活用
  • 特別支援教育は関係機関と連携のもと、「個別の教育支援計画」を通じた教育支援の推進
  • 障がいの程度や児童生徒個々の教育的ニーズに応じた支援の推進
  • 子どもたちが外国の文化や習慣に触れられる「イングリッシュ・キャンプ」の実施
  • プログラミング的思考の育成に向けた研修機会の充実と指導計画の作成
  • ネットトラブルの未然防止に向けた指導の充実
  • 自然災害に備えた学校現場における学校安全対策の充実
  • 問題解決的な学習、道徳的行為に関する体験的な学習を取り入れるなど、道徳教育の指導方法の工夫改善に向けた取組
  • 児童生徒の変化や状況などを把握するなど、いじめの未然防止や早期発見、早期対応の取組
  • 「伊達市いじめ防止基本方針」に基づいた関係機関との連携強化
  • 他社との関わり方を学ぶとともに、協働作業による達成感を味わうためのワークショップの実施
  • 学校と教育委員会が連携する「こどもの国フェニックス」やスクールカウンセラーを活用した教育相談体制の充実
  • 各種体力テストの結果を踏まえた体力向上プランの作成と関係団体と連携した健全な心身の育成強化
  • 栄養教諭の派遣事業の継続と食育センターの活用による食育の取組の充実
  • 保健体育の授業や外部講師による「出前授業」を活用した、がん教育の充実
  • コミュニティスクールは、学校と地域が一体となって子どもたちを育み、地域総がかりの教育と学校を拠点とした地域づくりを推進
  • 関係団体や学校との連携のもと、子どもたちが地域の芸術や伝統芸能などの文化に触れる取組の充実
  • 小中・義務教育学校と市内の道立学校との教科指導をとおした連携など、異校種間の連携・接続の取組の充実
  • 幼児教育(アプローチカリキュラム、スタートカリキュラム)の充実
  • 「伊達市教育実践交流・研修会」の開催を通じた授業力の向上や指導体制の充実
  • 教職員は子どもたちの人格形成に大きな影響を与えることから、高い倫理観育成のための校内研修等の工夫・改善
  • 教職員の長時間労働が深刻となっていることから、教育委員会と学校との連携による働き方改革の推進
  • 安全、安心な教育環境の確保のための施設の修繕や維持管理の取組
  • 市内小学校を対象としたスクールガードリーダーによる巡回指導や通学路の安全確保に向けた取組の継続
  • 「第2次教育振興基本計画」に基づいた伊達市立学校の適正規模を確保するための学校再編の推進

第2 社会教育

  • 時代の変化に順応するたくましさと地域への愛着、高い社会参画意識を備えた青少年教育の充実
  • この地域のリーダーとして活躍できる人材育成のため、青少年団体の自主活動の支援と育成による青少年教育の推進
  • 長生大学の参加促進と学習内容の工夫・改善、学習外活動の活性化の推進
  • 子どもたちにスポーツ、文化活動などの機会の提供や、学習習慣を身に付けさせることを目的とした「放課後子ども教室」の実施
  • 保護者や児童にとってより良い放課後などの居場所づくりに取り組む「放課後児童クラブ」の充実や改善
  • 「伊達市立図書館運営基本方針」に則った図書資料の充実と、学校やボランティア団体との連携による読書活動の推進
  • 「伊達市子どもの読書活動推進計画」に基づいた子どもの読書活動の推進

第3 歴史・文化芸術

  • 関係団体と連携した芸術文化の鑑賞機会の提供と、小中学生の創造性や感性を育むための巡回小劇場事業の実施
  • NPO法人噴火湾アートビレッジと連携し、アートビレッジ構想に沿った事業の充実
  • 関係団体や学校の教育活動などとの連携による本市の伝統文化・郷土芸能の普及・継承
  • 市民のだれもが郷土歴史や文化を誇りに思えるまちづくりの推進
  • 多文化共生の意義を学ぶことのできる「だて歴史文化ミュージアム」の展示内容や運営の充実
  • 北黄金貝塚の世界遺産登録に向けた意識啓発や周知活動の推進
  • 関係団体と連携した郷土の歴史や文化に関する調査研究の推進

第4 スポーツ

  • 健康づくり事業や関係団体と連携したスポーツ教室の開催など、市民の健康づくりの推進
推進項目の詳しい内容は、こちらをご覧ください。
PDF令和元年度教育行政執行方針 (393.4KB)

むすび

伊達市教育委員会といたしましては、生涯学習社会を基盤として、本市の将来を担う子どもたちが郷土に誇りをもち未来に向かってたくましく成長していくことができるよう、市民一人ひとりが生涯を通じて豊かに学ぶことができるよう、学校、家庭、地域はもとより、関係機関・団体等との連携を図りながら、本市教育のより一層の充実・発展に全力で取り組んでまいります。
市民の皆さまのご理解とご協力を心からお願い申し上げます。

過去の教育行政執行方針

PDF平成30年度教育行政執行方針 (353.9KB)
PDF平成29年度教育行政執行方針 (191.1KB)
PDF平成28年度教育行政執行方針 (368.6KB)
PDF平成27年度教育行政執行方針 (348.8KB)
PDF平成26年度教育行政執行方針 (327.7KB)
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お問い合わせ先

教育委員会学校教育課企画総務係
電話 0142-82-3298

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